20代後半、そろそろ今の仕事にも慣れてきた。でも、ふとこんなことを感じたことはありませんか？
20代後半、役割には慣れた。
でも次のキャリアが見えない…
上司や先輩の働き方に将来像を見いだせない違和感がある…
そんなときに効くのが「5年後からの逆算思考」です。
こうした漠然とした不安に対し、外資系でキャリアを伸ばしている人たちは「5年後からの逆算思考」を取り入れています。
逆算思考の実践の3ステップ
実際にどうやって逆算思考を実践できるのどうしたらいいの？
以下の3ステップを踏みましょう
1. 5年後にいたい場所・ありたい姿を描く
まずは自分が望む「キャリアのゴール」を設定します。
以下の5つの視点で具体化しましょう：
- 職種（例：マーケティングマネージャー）
- 業界（例：グローバル製薬企業）
- 年収（例：1,500万円以上）
- 勤務地（例：東京 or 海外）
- ライフスタイル（例：家庭との両立、柔軟な働き方）
2. 今の自分とのギャップを可視化する
理想と現実の差を洗い出しましょう。
以下のようなチェックが有効です：
- リーダー経験はあるか？
- P&L責任を持ったことはあるか？
- クロスファンクショナルなプロジェクトに関わったか？
- 英語で業務を遂行できるか？
3. ギャップを埋める「1年ごとのアクションプラン」を設計する
逆算の肝は、中間目標の設定です。
例えば以下の通りです：
- 1年後：社内異動でマーケティング部門へ
- 3年後：英語での会議に主体的に参加／社外セミナー登壇
- 5年後：海外案件リードとして転職 or 昇進
なぜ逆算思考がキャリアの武器になるのか？
なぜ逆算思考が必要なの？
「キャリアは積み上げ」ではなく「設計」が必要だからです。
“転職前提”の時代では戦略的な蓄積が評価されます。
与えられた仕事をこなすだけでは、偶然の延長線上にしか未来はありません。
意図的にポジションを取りにいくことで、5年後の自分を形づくることができます。
また、現代のキャリアは、企業の枠にとらわれず“移動しながら成長する”のが前提です。
どの会社でも通用するスキル・経験を、意識的に積む必要があります。
注意点：「やりたいこと」より「市場と掛け算」で考える
やりたいことを中心に整理すればいいの？
自分視点だけで描くと、現実とのズレが出てきます。
市場が求めていることも意識しましょう。
「やりたいこと」だけでキャリアを描くと、現実とのギャップに苦しむことがあります。
逆に「市場が求めていること」だけを優先すると、やりがいを感じられなくなることも。
ポイントは「やりたい × できる × 求められる」の交差点に、他者と差別化できるポジションを設計することです。
まとめ：未来は「描いて」「迎えにいく」もの
今回は外資系でキャリアを伸ばす人が実践している「5年後からの逆算思考」とその実践方法を説明いたしました。
何となく働いているだけでは、望むキャリアには届きません。
5年後を想像し、今から準備を始めることで、未来はコントロール可能なものになります。
また長期でキャリアを考える“キャリアマップ”を活用する方法もあるので、興味ある方はこちらを
あなたも今日から「逆算思考」で、キャリアのハンドルを自分で握りましょう！！
