
外資系製薬の方が待遇は良さそうだけど、
自分がやっていけるかは正直わからない
昇進のスピード、事業の将来性、年収の頭打ちなどから、
外資製薬への転職を考える人は多数です
一方転職活動を始めるにあたり、
「自分で果たしてやっていけるのか?」
との声もよく聞きます

上記の疑問をお持ちの方へ
個人的にお伝えしたい結論は、
ひとつです
外資系製薬で活躍できるかどうかは、才能ではありません
ポイントは、仕事とキャリアをどう“設計”できるかです
外資系製薬に向いている人・向いていない人の特徴を、
マインドセット・スキル・行動の3つの視点から解説します
「外資系製薬に転職したいが、自分に適性があるか不安」
そんな方に向けた実体験ベースの記事です
外資系製薬への転職を考える人が増えている理由

そもそも、なぜ今このテーマなんですか?

業界構造が、静かに変わっているからです
結論からお伝えすると、内資と外資の“アセット差”は、今後さらに広がります
理由はパイプラインの差が、そのまま将来の選択肢差になります。
近年、
・有力パイプラインは外資に集中
・内資は外資に比べパイプラインの数が少し寂しい
こうした流れが続いています。
実際、業界メディアでも
内資は外資に比べてアセットが限られる
という指摘が増えています。
それに伴い、組織再編が“例外”ではなくなっている現実があります。
例えば内資では、
・希望しない異動
・事業縮小による配置換え
が起こりやすくなっています。

個人的に感じるのは「会社に守ってもらう前提」は、
年々リスクが高まっているということです。
▶ ポイントまとめ
内資・外資の差は「待遇」ではなく、
パイプライン=将来の選択肢の差として広がっています
会社任せのキャリアは、年々リスクが高まっています
では、こうした環境の中で外資系製薬ではどんな人が評価されるのでしょうか?
外資系製薬に向いている人の特徴とは?

外資系製薬に向いている人って、結局どんな人ですか?

以下のチェックリストで、
3つ以上当てはまる方です
【簡易チェック】外資系製薬に向いているか?
□ キャリアは自分で設計するものだと思う
□ 指示がなくても仮説を立てて動ける
□ 完璧よりスピードを優先できる
□ データや数字を使って説明するのが苦ではない
□ フィードバックを取りに行くのが苦にならない
大きなポイントとしては、
裁量を“自由”ではなく“責任”として扱える人が活躍します
外資系製薬の裁量は、
自由 × 責任 が常にセットです
「何を、いつまでに、どう進めるか」を
自分で決められる人ほど、評価されやすい環境です
▶ ポイントまとめ
外資系製薬で評価されるのは、
裁量を「自由」ではなく「責任」として引き受けられる人
決断し自走できる人ほど、チャンスも集まります
では、その「自分で決められる人」とは、
どんな考え方を持っているのでしょうか?
外資系製薬に向いている人のマインドセット

思考やメンタルのマインドセット
これらで大事なことは何ですか?

キャリアは自分の責任だと考えられるかです
会社は“機会提供者”、自分は“経営者”という視点
外資で活躍する人の共通点は、
会社=舞台、自分=プレイヤー兼経営者
という意識です。
その理由も外資製薬では不確実性が常に高いからです。
例えば、組織変更、方針転換、上司交代
これらは外資では日常です
それを
「不安要素」と捉えるか、
「成長機会」と捉えるかで、差が出ます
これらはいつ、どのような時に発生するか、
予め予期することは難しいです
よって、常日頃から社内での人脈を作るネットワーキング、
その上でキャリアのアップサイドを狙うポジションのチェックなど、
普段から準備を行う上昇志向の方の方が向いています
思考・メンタル的に向いていない人の傾向
一方向いていない人は以下のような特徴がある方です。
- 会社がキャリアを用意してくれると思っている
- 変化をリスクとしてのみ捉える

思考・メンタル的には
不確実性を前提に考えられる人が強いです
▶ ポイントまとめ
外資系製薬では、
会社=舞台、自分=経営者という意識が成果を分けます。
不確実性を前提に動ける人が強いです。
このマインドセットを支えるために、
具体的にはどんなスキルが求められるのでしょうか?
外資系製薬で求められるスキル・能力

特別なスキルがないと厳しいですか?

論点思考と人を説得させるスキルは、
内資より求められる傾向があります
重要なスキルは、構造化と言語化
外資で評価されるのは、
「事実などから考える、次すべきこと」
に答えられる力です。
英語で言うといわゆる“So what(だから?)”になります。
上記が求められる理由の一つとして、
会議も意思決定もスピード重視だからです
長い説明や多くの事実の提供より、
・論点
・選択肢
・推奨案
これを簡潔に示せる人が重宝されます
例え英語力が高くなくても、
要点と説得力のある提案ができれば重宝されます
スキル面で向いていない人の傾向
論理的な構造的で物事が話せなかったり、
数字やデータに強い抵抗感があると、
社内のコミュニケーションで苦戦する傾向があります

社内を見渡しても、
再現性のあるビジネス基礎力を持っている、
このような方が昇進に近いです
▶ ポイントまとめ
求められるのは知識量ではなく、
「So what?」に答えられる構造化・言語化力です。
結論と選択肢を示せる人が評価されます。
では、そのスキルを
実際の仕事でどう行動に落とし込めばよいのでしょうか?
外資系製薬で評価される行動パターン

行動面で一番大事なことは何ですか?

上司からの指示を待つのではなく、
自ら提案の叩き台を出せることです
行動面は仮説→提案→実行の速さが価値とされる
外資では、
完璧な正解より、早く議論できる叩き台が歓迎される傾向があります
と言うのも、修正をしながら最短で前に進むことを好まれる文化があります
最初から正しい案は、ほぼありません
だからこそ、
・出す
・直す
・進める
この循環を早めて、
より良いものを早く作る、
これらが重視されます
具体例:フィードバックを取りにいく人が伸びる
事実、フィードバックを取りにいく人が伸び、
そして評価されます
実際に私が評価されたのは、
「まだ決まっていない企画」に対して
未完成の叩き台を前に進める姿勢を見せたことでした
完成度は60点でも、
フィードバックをもらい、
そして前に進めるためにメンバー間の論点をまとめる
議論の起点を作ることでプロジェクトが前に進みました
向いていない人の傾向
一方、内資系で時々重要とされる、
上司の顔色を伺うは以下のような評価を受けるリスクもあります
- 承認がないと動けない
- ToDoが自身で設計できず、自走できない(セルフドライバーではない)
- 優先順位を自分で決められない

繰り返しになりますが、
自身で仕事を作り込んでいく、
設計力が必要です
▶ ポイントまとめ
外資系製薬では、
完璧さより仮説→提案→修正のスピードが価値になります
叩き台を出せる人が、仕事を前に進めます
まとめ|外資系製薬の適性は、後天的につくれます
今回は外資製薬の適性を、
思考・メンタル x スキル x 行動の3点で解説致しました
外資系製薬に向いているかどうかは、
生まれ持った才能の問題ではありません
思考を整え、
スキルを磨き、
行動を少し変える
この積み重ねで、
適性は後天的に設計できます
Dの意志として、
「不安がある」という感覚は、
すでに考え始めている証拠だと感じています
選択肢を持つ準備は、
今日から始められます
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