皆さんこんにちは。Dの意志です。
キャリアに迷いを感じていませんか?将来がぼんやりしていて、次に何をすべきか分からない――そんな悩みを日頃よりよくお聞きします。そんな方々には“キャリアマップ”を使って、未来への道筋を明確にすることをオススメしてます。
キャリアマップを描くことで得られるのは、将来の目標を具体的に俯瞰できる視点。必要なスキルや経験がクリアになるため、不安が軽減し、自信を持って行動に移せるようになります。さらに”Dの意思”自身の体験談をもとに、実践的なステップも解説。
この記事を読むことで、キャリアの迷いが解消し、明日から動き出せるアクションが明確になれば幸いです。
キャリアマップを書くメリットとは
キャリアマップを書くと得られる主な3つの効果は以下の通りです。
- 自分の未来を俯瞰的に見られる
- 必要な手段やスキルが明確になる
- 現状からどこを改善すべきかクリアになる
キャリアマップを書くことで、「自分が本当に何をしたいのか」を客観的に把握できます。この過程を通じて、曖昧だった将来のビジョンが具体化し、そのために何を学ぶべきか、どんな経験を積むべきかが明らかになります。
さらに、現状と目標のギャップを埋めるための具体的なステップが見えるため、行動に移しやすくなります。Dの意志も20代後半にキャリアマップを描いたことで、モヤっとしたものが明確になり、不安が軽減し、スキル習得や転職を戦略的に進めることができました。
実際にどうやってキャリアマップを書くのか?
Dの意志はキャリアマップを描く時はいつも以下の4ステップに分けてます。
- Long-term goal(長期目標)を設定する
- Mid-term goal(中期目標)を設定する
- 足りないスキルや経験を具体的に挙げる
- 今すぐできる行動を洗い出し、優先順位をつける
まずは、7~10年後の長期的なキャリアゴールを設定しましょう。自分がどのポジションにいたいのか、どの分野で活躍したいのかを具体的に思い描くことが重要です。たとえば「医療業界のビジネスリーダーとして事業をリードしたい」など、少し大きな夢や野望でも構いません。
次に、長期ゴールに向けた3~5年後の中期ゴールを設定します。中期目標は、長期ゴールを実現するための中継点となります。「プロジェクトマネジメントのスキルを身につけ、経営に関わる仕事に携わる」「海外でのマーケティング経験を積む」など、具体的なスキルや役割が挙げられます。
中期ゴールを描いた後は現状とどんなギャップがあるのかを書き出します。必要なスキルや経験を明確にすることで、何に優先的に取り組むべきかが見えてきます。「語学力の向上が必要」「MBAを取得する」など、今の自分に足りないものを洗い出し、それを埋める行動計画を立てます。
最後に優先順位です。ここではタイムパフォーマンスやコストパフォーマンスを意識して一石二鳥となるものを優先順位を高くします。例えば、英語力の向上と海外MBA取得をギャップとした場合、英語という点は共通した項目になるので、他の必要なスキルより優先して英語の勉強に時間を注ぐなどです。
例えば、Dの意志が20代後半に描いたキャリアマップは、次のような内容でした。
- 長期目標:「ヘルスケア分野の一つの事業の損益の責任者として、新製品を世界に展開する」
- 中期目標:「5年以内にマーケティングでの具体的な成果を上げ、マネジメントの経験を積む」
- 差分リスト:「英語力の向上」「データ分析のスキル」「ジェネラルマネッジメントのスキルと知識の取得」
- 即行動:「TOEFLスコアを107点以上を獲得」「海外MBA取得」
良いキャリアマップを書くためのTips
いざ書いてみるとゴール設定は簡単ではないと皆さん気づくと思います。その時は是非以下のポイントを意識してみてください。
- 「状態」と「数値」に落とし込む
- 現実的でありつつ挑戦的な内容
抽象的な目標ではなく、具体的な状態を記載するようにしてみてください。例えば「xx年までに10人のチームメンバーを牽引するマーケティングのリーダーになる」+「チームとして年間の売上50億円を達成」などです。タイムライン、売上、チーム規模など具体的な数字を入れることでより明確なアクションを想起しやすくなります。
また、キャリアマップの内容は定期的に見直すことをお勧めします。人生やキャリアの状況は変化するため、柔軟に目標を調整しながら進めることが成功への近道です。
まとめ
本記事ではキャリアマップを書くメリットと具体的な書き方を解説しました。
キャリアマップを作成することで、将来に対する漠然とした不安を軽減し、明確な行動指針を得ることができます。そのためには、長期目標と中期目標をしっかりと設定し、現状とのギャップを具体的に洗い出すことが重要です。そして、そのギャップを埋めるための行動をリストアップし、実際に行動に移すことで一歩一歩着実に目標に近づけます。
また、目標を「状態」や「数値」といった具体的な形に落とし込むことで、達成した際の実感が得られ、さらなるモチベーションにつながるでしょう。キャリアマップは単なる計画書ではなく、自分の未来を導いてくれる「道しるべ」としての役割を果たします。
キャリアマップは単なる計画ではなく、未来への「道しるべ」です。さっそく自分だけのキャリアマップを書いて、明日から具体的な行動を始めましょう!