「どうなりたい?」理想の自分を言語化する方法

キャリアを描く

皆さんこんにちは。Dの意志です。

社会人として数年が経つと、仕事に慣れる一方で、ふと「このままでいいのだろうか」と漠然とした不安を抱くことはありませんか?

毎日モヤモヤした状態で仕事にも身が入らない
仕事もつまらなく感じる…

<strong>Dの意志</strong>
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このように思う方の多くはキャリアにおいて
“理想の姿(To Be Statement)”を説明できない方が大半

そこで本記事では、ビジネスSNS「LinkedIn」を活用し、「自分がどうなりたいのか」を明確にする方法について解説していきます。

実際に転職で大幅なキャリアアップを実現した”Dの意志”が実践した具体的なステップを紹介し、理想の自分を言語化するお手伝いをします。

<strong>Dの意志</strong>
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「理想の姿」を明確にすることで、現状との差が可視化され、日々の不安を軽減可能に!
「何をすべきか」がはっきりすることで、自信を持って行動することも

この記事を読めば、あなたも理想の自分を明確にし、目指すべき方向へ一歩を踏み出すができるでしょう。

“理想の姿”を言語化しておくメリット

そもそも”理想の姿”を言語化することでどんなメリットがあるの?

<strong>Dの意志</strong>
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いくつか良いことがありますが、主なメリットは3つ

  • 目標が具体的になり、精神的に落ち着く
  • メンターや転職エージェントとの話し合いで使える
  • 定期的な振り返りが可能になる

メリット1: 具体的な目標が明確になり、精神的に落ち着く

理想の姿を言語化することで、現在の自分と理想の姿との間にどれだけのギャップがあるのかが明確になります。

そのギャップを可視化することで、「何を学ぶべきか」「どのような経験を積むべきか」が自然と見えてきます。

また、言語化することで漠然とした不安が軽減され、「このままでいいのだろうか?」という焦りを和らげ、自分のペースで努力を続けやすくなります。

<strong>Dの意志</strong>
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これは”Dの意志”も経験したことですが、具体的な目標があることで、周囲に流されることなく軸をぶらさずに行動することが可能になります。

メリット2: メンターや転職エージェントとの話し合いで使える

また”理想の姿”を言語化しておくと、転職活動でも有用です。

転職活動中は転職エージェントとの打ち合わせや転職先の面接中に必ず、

「中長期的にどうなりたいのか?」

というトピックが出てきます。

常日頃から”理想の姿”を言語化しておけば、それをベースに対応できる転職エージェントとのキャリアディスカッションや転職先の面接の対策ができるので、準備が楽になります。

メリット3: 定期的な振り返りが可能になる

理想の姿が明確になり、具体的な目標を立てれればモチベーションを高めることができます。

一方、仕事やプライベートでしたり、理想の姿を達成するためだけに時間を費やすことは現実的には不可能です。

時には仕事に忙殺されたり、またある時はどうしてもやる気が出なかったりと、目標を立てた時のモチベーションを常に保つことは現実的にはかなり難しいです。

事実、目標達成に向けて最短距離で走れる人はごく稀です。

実際は時には中断したり、少し違うことを始めてみたりといわゆる”寄り道”をする人が多数です。そして、取り組んでいる最中は寄り道しているとは気づかないのが盲点です。

しかし言語化しておくことで、時間が経っても自分は何を目指していて、再スタートを切る時もどこをチューニングすべきか焦点を絞ることができます。

結果、寄り道はしつつもキャリアゴールに向かうことできます。

LinkedInとは?

LinkedInを知らない方もいるので、ここでLinkedInに関して簡単に説明します。

  • 概要ビジネス特化型のSNS。主にキャリア形成やプロフェッショナル同士のネットワーキングに利用
  • ユーザー層:世界中のプロフェッショナルが利用。職種も多岐に渡る。特に、IT・マーケティング・コンサルティング業界の利用者が多いのが特徴
  • 主な機能構成
    • プロフィール:経歴やスキルを登録
    • ネットワーク:他のプロフェッショナルとつながる
    • 求人情報:企業が直接求人を掲載


そしてLinkedInでぜひ皆さんに活用してほしいのが、他の方の経歴やスキルが見られる「プロフィール機能」です。


この機能では、世界中で活躍するプロフェッショナルがどのような経歴やスキルを持ち、それをどのように言語化しているのかを詳しく知ることができます。キャリア形成のヒントが得られる絶好のツールです!

実際にどうLinkedInを使って”なりたい姿”を言語化するのか?

ここからは、筆者“Dの意志”が実際にLinkedInを活用してキャリアゴールを設定した方法を4つのステップに分けて解説します。

1.身近なロールモデルを2~3人LinkedInで探す

まず、自分が目指したい分野や業界で活躍しているロールモデルを見つけます。検索機能を使い、役職やスキル、企業名で絞り込むのがおすすめです。

2. その方々の自己紹介、取得しているスキル、職歴をチェック

次にロールモデルがどのようなスキルを身につけ、どんな経験を積んできたのかを細かく分析します。

<strong>Dの意志</strong>
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職歴(経験) x スキル x ビジョンの3点で分析すると、その後の仕分けが楽になるのでオススメです。

3. フィットする部分とフィットしない部分の仕分け

ロールモデルのリサーチが終わった後は、自分の理想像に近い部分や、逆に自分に合わない部分をリストアップします。これにより、「あるべき姿」の輪郭がより明確になります。

4. フィットする部分を統合する

最後に、整理したフィットする要素を、自分のキャリアビジョンに組み込んでいきます。このプロセスが、To Be Statement(なりたい姿の言語化)を作る際の基盤になります。

LinkedInを活用するメリット

“あるべき姿(To Be Statement)”を描くにあたり、LinkedInを活用するメリットは以下の3つです。

  • 無料
  • 検索機能
  • パワーワードの活用

まずLinkedInは基本機能を無料で利用できるため、コストを気にすることなくプロフェッショナルなネットワーク作りや自己分析に活用できます。特に、キャリア形成の初期段階では手軽に始められる点が魅力です。

次にLinkedInの検索機能を使えば、業界や職種、スキルなどを基にロールモデルとなる人材を簡単に見つけられます。これにより、自分がバックグラウンドに近い経歴やスキルセットを持つ人物をピンポイントでリサーチすることができます。

最後にLinkedInには、成功するプロフェッショナルが用いる具体的かつインパクトのある表現(パワーワード)が数多く登場します。

<strong>Dの意志</strong>
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自身で魅力的なパワーワードを考えるのは大変なので、成功しているプロフェッショナルの自己紹介文を参照してみてください。

第三者が理解しやすい”あるべき姿”(To Be Statement)を言語化でき、採用担当者やクライアントの心に響く文言を作り上げることが可能です。

まとめ

この記事ではLinkedinを使って“あるべき姿の言語化”を行う方法を紹介致しました。

なんとなく現状に満足できていない人は少なくありません。ただ、何に満足していないのかを明らかにしない限り、具体的な行動に落とし込むのは難しいです。

LinkedInは、自分の理想像を明確にし、目指すべきキャリアを具体化するための強力なサポートツールとして使えます。

ロールモデルの力を借りて、目指すべき方向性が明確になり、現状との差異を理解することで、今やるべきことが見えてきます。自分自身の未来像を描き、現状との差を埋める行動に繋げていきましょう。

ぜひ、LinkedInを活用して、自分の未来を描いて明日への行動に繋げてください!