皆さんこんにちは、Dの意志です。
今回は転職サービスの”ミイダス”が提供するコンピテンシー診断のレビュー記事です。
以下に該当する方はオススメです。
- 転職活動が初めての方
- 自身のキャリアの方向性や自己分析をより客観的に言語化したい方
- 会社でパーソナリティ診断などやったことがない方
どんな価値がありそうか、是非この記事をもとに判断して頂ければ幸いです。
ミイダスのコンピテンシー診断とは?

ミイダスのコンピテンシー診断って、そもそも何ですか?

一言でいえば、自分の特性や強みを客観的に見える化する無料の診断です。
ミイダスの「コンピテンシー診断(特性診断)」は、転職サービスの中でもユニークな位置付けです。
面接の練習ツールというよりも、自分のキャリアの方向性を知る手助けになります。
実際の診断結果としては以下のような感じでもらえます。
【パーソナリティの傾向】

【ストレス要因】

【上司・部下としての傾向】

他サービスとの違い

リクナビNEXTやdodaとの違いは?

他社が求人情報の量やスカウトに強みです。
一方で、ミイダスは「自己分析ツール」が主役です。
サービス | ミイダス | リクナビNEXT / doda |
---|---|---|
特徴 | 🔍 求人情報よりも診断コンテンツが中心 📝 会員登録後すぐに「特性診断」「市場価値診断」が利用可能 📊 自己分析やキャリアの棚卸しに役立つ | 📬 求人紹介やスカウト機能が中心 📂 求人情報の量や企業とのマッチングに強み 🤝 面接や応募までのサポート体制が整っている |
ミイダスは求人情報というよりも「診断コンテンツ」で差別化しています。
例えばリクナビNEXTやdodaは求人紹介やスカウト機能が中心です。
一方、ミイダスではまず自分自身の棚卸しができる仕組みになっています。
そのため「まだ方向性が定まっていない」「自分に合う職種を客観的に知りたい」という人の方がよりオススメです。
実際に使ってみた感想は?

実際に使ってみてどうだった?

正直なところよかった点と、改善してほしい点の両方がありました。

期待値以上①:自分の強みをインタビュー用に言語化してくれるのに役立つ
自身の強みとなり得るポイントをマネジメントスタイル、対人関係など複数の観点から評価してくれます。
評価が1や10に近いほど強みとして使えるので、それらの項目の文章を組み合わせることで、インタビューでも使用可能な強みを言語化、またはストーリー整理に役立てると感じました。
自身のマネッジメントと思考・行動の傾向は以下の通りです。

上記の中で評価が8以上の部分を組み合わせて、自身のリーダーシップスタイルを整理すると以下のようになります。
“私は、自分が先頭に立ってチームを牽引するリーダーシップを発揮することが得意です。例えば、過去のプロジェクトでは強みである分析力を活かし、業務の全体像から業務を予定通り実行するためのキーポイントと優先順位を明らかにし、メンバー全員が計画的に動けるように各タスクのタイムラインと担当者をExcelでプロジェクトのガントチャートに落とし込み、メンバーが連動した活動ができるよう導いてきました。“
期待値以上②:コメントが的確で「なるほど」と思えた
他に上司・部下としての傾向分析は的を得ているなと感じました。
普段仕事仲間からもらうフィードバックとも合致していましたの。
その上で上司としての”指示力”, 部下としての”自律”などキーとなる要素を指標化してくれている点は今後の自身の仕事場でも役立つと思いました。

改善希望点①:診断時間が20分以上で長く、スマホだと疲れる
診断自体は本格的で、内容も充実しています。
ただし、回答に20分以上かかるのが難点です。
パソコンであれば集中して取り組めます。
一方で、スマホだと画面が小さく、集中力が問われます。
さらに、同じような質問に何度も答えていると、疲労感が増してしまいます。
一時保存機能があるので、通勤時間の隙間時間でこまめに行うのがオススメです。
改善希望点②:外資系企業で実施される特性診断と比べると大きな差はなし
ミイダスのコンピテンシー診断は、外資系の人材育成に使われるパーソナリティテストと大きな違いはありません。
質問形式や分析の切り口も、一般的な心理テストやパーソナリティ診断に近いものです。
そのため、外資系企業で受検経験がある方にとっては「新鮮さ」や「目新しい気づき」は少ないかもしれません。
一方で、まだ特性診断を受けたことがない人にはメリットがあります。
無料で同水準の診断を体験できる点は大きな価値です。
特に、転職活動を始めたばかりの人や、自己分析に苦手意識がある人にとっては、第一歩として十分に役立つ内容といえます。
Dの意志自身としては、「面接対策」というよりも自己分析の補助ツールとして使うのが適切だと感じました。
その他:コンピテンシー診断を受けるためには?

どうやったらをコンピテンシー診断を受けらるの?

会員登録が必要です。登録は10分程度で終わります。
以下の情報を入力して会員登録が完了し、その後コンピテンシー診断を受けられます。
1. 基本プロフィール
- 卒業年(大学・学部・専攻)
- 現在(直近)の就業先名
- 雇用形態(正社員/契約社員/役員/派遣社員/アルバイトなど)
- 入社年月(退職している場合は退職年月)
- 従業員数(10人未満~3000人以上)
- 役職(役職なし~代表クラス)
- 年収(1~9999万円)
- 普通自動車免許の有無(AT限定/MT/なし)
2. 職務経験
- 職種(例:営業、営業企画、新規事業企画・開発、物流など)
- 各職種の経験年数
- 各企業での主な仕事内容(複数選択可)
- 取扱経験のある商材・サービス(BtoC/BtoB)
- 顧客の業界(メーカー、化学、化粧品、IT、人材など)
- マーケティング/企画経験の詳細(扱った商材・サービスを具体的に記入)
3. マネジメント経験
- マネジメント経験年数(例:1年未満〜10年以上)
- 最大マネジメント人数(例:1〜4人、10〜29人、30〜99人、100人以上)
4. 語学・資格
- 英語力レベル(ネイティブ / ビジネス会話 / 日常会話 / なし)
- 普通自動車免許(AT限定 / MT / なし)
- 保有資格(任意入力・該当なしも可)
5. 希望条件
- 非公開にしたい企業(任意・複数選択可)
- 希望勤務地(都道府県・地域単位で選択可)
- 検討可能な年収(下限:100〜9999万円)
- 転職希望職種(営業企画、コンサル、事務など)
- 転職希望時期(1か月以内 / 3か月以内 / 6か月以内 / 1年以内 / 1年以上先 / 未定)
✅ 補足
- 非公開企業や勤務地条件は後から変更可能
- スマホ画面から入力する形式で、1つずつ質問に答えていくステップ方式
- 主に選択肢を選ぶことで登録が進むため、登録自体にそれほど負荷はかからず
ちなみに、登録後は会員登録の内容に合ったオススメ求人が自動で提示されます。
まとめ:ミイダス診断は自己理解のため
今回はミイダスのコンピテンシー診断の体験レビューを記載しました。
Dの意志としては、面接対策というより自己分析の補足という活用がありだなと思いました。
転職活動が初めての方、または会社でパーソナリティ診断などやったことがない方はオススメです。
一度はやってみても良いと思います。