
外資系の最終面接でいつも躓く。
何が原因なんだろう?

端的に言うと、「英語で答える力」と「経営層に伝える力」が試されます。
これを理解して準備するかどうかで、合否は大きく変わります。
キャリアアップを狙い外資系への転職活動を試みる方は多数です。
一方、1次 & 2次を突破し、最終面接に進んでも残念な結果になる人は少なくなく、あと一歩でチャンスを掴めない方も多くみられます。
そこでこの記事では、最終面接を乗り越えるために知っておくべき3つのポイントを解説します。
具体的には以下の3点です。
「定番の英語質問への対応」
「シニアリーダーとの会話術」
「直前にやるべき実践的な準備」
最後まで読むことで、あなたは「経営層との対話の場」に自信を持って臨めるようになります。
最終面接をチャンスに変えるヒントを得られるでしょう。
1. 定番の英語の質問をおさえる

最終面接でまず抑えるべきことは?

最終面接は9割9分英語の面接になると思っていた方が無難です。
よって、インタビューの質問は英語で答えられるようにしておきましょう
外資企業の場合、役員クラスになると海外の方の比率がグッと上がります。
そして、最終面接では取締役メンバーがほぼ出てきて、英語面接になるのが一般的です。
よって、英語での受け答えがスムーズにできるよう準備を進める必要があります。
以下、定番の質問集です。

それぞれの質問の準備の仕方は以下の記事で解説しています。
よければ参考にしてみてください。
2. シニアリーダーとの会話術

最終面接中に気をつけるべきことは?

結論から伝え、戦略目線でインパクトを強調するように致しましょう
最終面接ではSenior Leadershipといった、役員レベルの方が出てきます。
経営層の方々とのコミュニケーションでは以下が重要になります。

過度な謙遜よりも、事実ベースで強みを堂々と提示しましょう。
数字・成果・再現性で信頼感を醸成することができます。
3. Dの意志が実際に行ったオススメ準備

その他に、最終面接前にやっておくべき準備は?

Last One Mileとして準備の質にこだわりました。
具体的に実践したことは3つです。

1.面接官のバックグラウンド調査
Linkedinでその方の経歴などを徹底的に調べ、面接官とのスムーズなコミュニケーションができるよう準備しました。
例えば、マーケティングポジションの募集だが、最終面接官が比較的にマーケティングの歴が浅いようであれば、マーケティングの専門用語はなるべく避けるなどです。
面接官が誰か予め教えてもらえないのが多々ありますが、最近はオンラインのインタビューが主流で、インビテーションに含まれるメールアドレスから名前などを推測し、Linkedinで調べるなどできることは全て行いました。
2.組織構造の理解
面接官から共感を得られるように組織構造を頭に入れました。
組織構造を理解して、最終面接に臨むメリットは以下の通りです。
- 面接官が日々直面している「板挟み」や「課題感」を想定できる
- 自分の強みを「相手の悩みを解決できる人材」として提示できる
- 逆質問でも「相手の痛点」に沿った切り口を出せる
どんな組織でも、人間関係を基軸とした社内のconflictsはあるものです。
そして、人の上に立つSr. Leadershipレベルになる程、その軋轢を日々痛感しています。
面接時に面接官が日々痛感している悩みポイントを理解して、その中でどう立ち振る舞うかを理解していることをPRできれば、面接官からの信頼を上げることはでき、心象はグッとよくなります。
3. Job Description(JD)の再確認
最後は、当たり前ながらJob Descriptionの再確認です。
外資企業は求めている人材をJDに明確に書いています。
アピールすべきポイントはJDで求めているスキル/経験です。
今一度、JDに求められているスキル/経験に沿った解答及びストーリーができているか最終チェックをしてみましょう。
まとめ
本記事では、最終面接前に押さえておくべき3つのポイントを解説しました。
- 定番質問は英語で答えられるか?
- Sr. Leadershipと対話できるよう、枝葉末節の回答ではなく、Big pictureで語れるか?
- 面接官及び組織についてリサーチも終え、JDの再確認もできているか?
これから最終面接に臨む人は今一度、上記3点ができているか確認してみてください。
準備を徹底すれば、最終面接は「経営層との対話の場」に変わります。
自信を持って臨みましょう。