皆さんこんにちは、Dの意志です。
転職時に希望のポジションを見つけて、レジュメも仕上げて、ついに面接のステージへ。
でも、こんなふうに思ったことはありませんか?

面接では具体的にどういうことが聞かれるのだろうか?
インタビュー対策をどのように進めたらいいのかわからない…
キャリアアップ転職で必ず直面するのが「インタビュー」です。
避けられないプロセスですが、「どう準備したらいいのか?」と悩む方は多いでしょう。
経験が少ない場合は、「この準備で本当に大丈夫なのか?」と不安になることもあります。
そこで本記事では、インタビュー対策としての3つの備えを紹介します。
この記事を読むことで、必要なインタビュー対策を包括的に理解できます。
そして、今まで以上に自信を持ってインタビューに臨めるようになれます。
ポイント1: オーソドックス・クエスションの備え

一次面接でよく聞かれるオーソドックス・クエスションってなに?

いわゆる面接で昔から定番としてよく聞かれる質問のことを指します。
よくある「オーソドックス・クエスション」は以下のとおりです。
オーソドックス・クエスションのタイプ


一度上記のタイプに分けて、想定回答をまとめると準備が捗ります。
オーソドックス・クエスションを準備する上でのTips
またタイパ良い準備として、志望動機は「過去 → 現在 → 未来」の点で作ることです。
これで先ほどの3タイプの回答を網羅的に準備することができます。
また、このフレームを活用すると面接時に効果的に好印象を与えることができます。
メリット | 説明 |
---|---|
📖 ストーリー性が生まれる | 過去の経験や成果が、応募ポジションにどう活かせるのかが明確になる。やる気だけでなく、理由のある志望になる。 |
📈 再現性と成長意欲を同時に伝えられる | 「これまで○○で成果 → 将来は△△となりたい → そのためにこの応募ポジションで頑張りたい」という流れが示せる。 |
🛡️ 採用リスクを減らせる | 過去の実績は「できる証拠」、将来ビジョンは「長く貢献する意志」の裏付けになる。 |
オーソドックス・クエスション(志望動機)の構成例(外資製薬マーケ職)
以下、過去・現在・未来を一貫性を持たせた志望動機の例になります。
- 過去の実績(Evidence)
- 「医療機器領域で新製品の市場導入を3件担当し、2年連続で販売目標を達成しました」
- 将来ビジョン(Future Vision)
- 「グローバル製品のローンチ経験を積み、将来的にはアジア市場全体のマーケティング戦略をリードしたいと考えています」
- 応募ポジションとの接続(Relevance)
- 「長期的なビジョンを達成するため、過去の実績を生かしつつ、新薬上市時の市場戦略立案の実績を積みたい」

重要な点は過去と未来の中間点として、応募ポジションが必要と訴求することです。
それにより、これまで&これからの人生との接点が繋がり、説得度が上がります。
ポイント2:Behavioral 及び Technical questionの備え

二次面接など面接が進むと答えられない質問が増えてくる気がする…

Behavioral 及び Technical questionも準備しましょう。
面接の回数が増えるにつれ、実際に活躍できるかを見られるようになります。
Behavioral / Technical questionとは?
より実践的な内容を問われる質問があります。
それが Behavioral question(行動面) と Technical question(技術面) です。
Behavioral questionと Technical questionの目的と質問例は以下のとおりです。
項内 | 🧭 Behavioral (行動面) | 🛠️ Technical (技術面) |
---|---|---|
目的 | 1)過去の行動や経験を問う質問 2)チームワーク、課題解決、コミュニケーションなどを確認する | 1)専門知識やスキルを問う質問 2)職務遂行に必要な実務能力を確認する |
例 | 「期限が迫ったタスクをどう優先しましたか?」 「チーム内で意見が対立したとき、どう解決しましたか?」 「新しい業務を短期間で習得した経験を教えてください」 | 「臨床試験データから示唆をどう導きますか?」 「上市戦略を立てる際のKOL選定基準は?」 「競合の臨床成績を踏まえた製品ポジショニングは?」 |
※ 用語の使い分け:🧭 Behavioral=過去の行動を問う質問。🛠️ Technical=専門知識・実務スキルを問う質問。
Behavioral / Technical questionの対応のコツ
Behavioral questionは、STAR法で簡潔に答えられるようにしましょう。
⭐ Star法
- Situation(状況):いつ・どこで・何が起きたか。
- Task(課題):あなたの役割と目的。
- Action(行動):具体的に何をしたか。
- Result(結果):成果。学びも一言。

この時、数字を活用するのがミソです。
定量的な情報は相手の理解度を上げてくれます。
他方、Technical questionはWhy → How → Whatのフレームを活用しましょう。
いわゆる目的→手法→成果の順です。
「思考の筋道」と「実務の再現性」を面接官にPRできます。
🧩Why → How → Whatフレームワーク
- Why:背景と目的。制約条件も一言。
- How:プロセス。ツール・データ・基準。
- What:成果物と示唆。意思決定への影響。

どちらも求人要項の内容からどのような質問が来そうか予想が立てられます。
想定問答集を作っておくと自信を持って臨みましょう。
ポイント3:逆質問の備え

面接の最後、「何か質問ありますか?」って、何を聞いたらいいのか悩みます…

逆質問の目的を理解して、質問パターンを予め準備しましょう
逆質問は、面接を「単なる質疑応答」から「双方向の対話」に変える大事なポイントです。
備え方を戦略的に整理すると、良い印象を与えられます。
さらに、深い情報も得られます。
逆質問の目的
逆質問の目的を大きく分けると、アピール・相性の確認・情報収集の3つです。

この3つを意識しながら、面接時は”何を達成したら良いか”を意識しながら質問を選びましょう。
オススメの逆質問のパターン
上記の目的を意識しながら、以下3つのパターンを使い分けて見てください。
効果的に逆質問の時間を使えることができます。
パターン | 質問例 | 効果 |
---|---|---|
① 仕事内容・期待値 |
|
入社後の活躍意識が伝わる |
② チーム・文化 |
|
適応意欲・協調性をアピール |
③ 将来性・成長機会 |
|
長期的な貢献意識を示す |
本番でのtips
最後に予め質問パターンを準備した上で、本番では以下の3つを意識して見てください。
- 面接中に出てきた話題を拾って質問する(臨機応変さをアピール)
- 1問1答ではなく、相手の回答を深掘りして対話にする
- 「ありがとうございます。特に〇〇が印象的でした」と感想を添えて、会話を柔らかくする
まとめ:面接は「準備の質」が未来を変える
今記事では、一次面接・二次面接前に準備すべき3つのポイントをご紹介しました。
- オーソドックス・クエスションの備え
- Behavioral 及び Technical questionの備え
- 逆質問の備え
これらのポイントを予め準備しておくことで、あなたの印象は格段にアップします。
焦らず、丁寧に、面接の準備を進めていきましょう。
また応募前のポイントは以下の記事にまとめているので、興味ある方はご参照ください。