英語を学習する中で、こう感じたことはありませんか?

勉強量は十分なはずなのに、なかなかスコアが伸びない

語学力が上がっても、
いざ使おうとすると意思疎通のスムーズさに欠ける

以前、大学院留学のため英語のスコアを上げる必要があった自分は、
同じような悩みにぶつかりました
後々に気づいたことは、努力不足ではなかったということ
そしてあることを教えてもらって目から鱗だったのは
日本語と英語では、コミュニケーションの前提そのものが違うこと
この前提を理解せずに英語学習を続けても、
英語学習のLearning Economyは上がりません
本記事では、
ある程度の英語力がある人でもなぜ英語が伝わらないのかを
言語の構造(OS)の違いから整理し、
日本人が Speaker-based language に適応するための
具体的な学習法を解説します
Dの意志自身、この前提を理解し学習意識を変えることで
英語でのコミュニケーションも取れるようになり、スコアアップにも繋がりました
この記事を読むことで、
英語学習のゴールが必ずしも「流暢さ」ではないと腹落ちし、
これまでの学習投資を“使える英語”としてより良く回収する道筋が見えるはずです
英語が伝わらない本当の理由〜Speaker-based languageという前提の違い〜
👉 日本語と英語では「誰が責任を持つか」が根本的に違います
英語を使ったコミュニケーションで、日本人が最も戸惑うのは
「伝わらなかったとき、誰の問題なのか」という感覚の違いです。
日本語は Listener-based language。
聞き手が空気を読み、文脈を補い、話し手の意図を“察する”言語です
一方で英語は Speaker-based language
話し手が、自分の意図を相手にわかる形で伝える責任を負います
この前提を理解しないまま英語を使うと、次のようなズレが起きます。
① 分からないのに「自分が悪い」と思ってしまう
英語の会議や会話で理解できなかったとき、
日本人はついこう考えがちです。
「聞き取れなかった自分が悪い」
「英語力が足りないせいだ」
しかし、Speaker-based language の世界では違います。
相手の話が分からないのは、
話し手が十分に説明していない可能性がある。
聞き手には、それを確認する正当な権利があります。
- “Could you explain that again?”
- “Let me check if I understood you correctly.”
これは失礼でも、能力不足の表明でもありません。
Speaker-based language における自然な振る舞いです。
② 「察してもらえる」前提を捨てる
日本語では、
- 主語を省略する
- 結論をぼかす
- 本音を行間に隠す
といった表現が日常的に成立します。
しかし Speaker-based language である英語では、
察してもらうことは基本的に期待できません
- 何を言いたいのか
- 何を決めたいのか
- 何をしてほしいのか
これらを話し手が明確に言語化することが前提です
英語を使う場面では、
「言わなくても分かるだろう」
という発想を意識的に手放す必要があります
③ 完璧に話そうとしない。役割を果たす意識を持つ
Speaker-based language において重要なのは、
「流暢に話すこと」ではありません
会話を成立させ、前に進めることです
たとえば、
- 話を整理する
- 要点をまとめる
- 次のアクションを確認する
これらは、完璧な英語でなくても十分に果たせます
英語が苦手だと感じる人ほど、
「正しく話す」ことに意識が向きがちですが、
実務では「場を動かす話し手」のほうが評価されます
英語は「語学」だけではなく「OSの切り替え」も意識する
ここまで見てきた通り、
英語がうまく伝わらない原因は、
単語量や文法力だけにあるわけではありません
多くの場合、
私たちは無意識のうちに
日本語の Listener-based language の思考OSのまま
英語を使おうとしています。
- 分からなかったら自分のせいだと思う
- 察してもらえることを期待する
- 完璧に話せないうちは黙る
これらは、日本語では自然でも、
Speaker-based language である英語の世界では前提が異なります。
英語では、
話し手が意図を明確にし、
会話を前に進める責任を引き取ることが求められます。
そして重要なのは、
この違いは「性格」や「センス」ではなく、
慣れと練習で身につく思考の型だという点です
─── ここまでの小まとめ ───
英語が使えるかどうかは、
「英語力」だけではなく「前提(OS)」も重要となります
では、これらの違いを効率的に身につける方法とは?
Speaker-based languageを効率的に身につける方法〜英語学習のlearning economyを高めるには?〜
英語のOS(Speaker-based language)を最も効率よく身につける方法は、
「自分の意見を主張するWriting」に取り組むことです。
英会話やスピーキング練習よりも、
あえて Writing を選ぶ
ここに、learning economy を一段引き上げるヒントがあります
なぜ「意見を主張するWriting」が有効なのか?
理由は大きく2つあります
- “本当に伝わる構造&内容”になっているかを可視化できる
- 振り返りがしやすい
Speaker-based language では、
話し手が「相手に理解させきる責任」を負います。
Writingでは、この責任をごまかすことができません。
- 主張は明確か
- 根拠は十分か
- 前提は共有できているか
これらが少しでも曖昧だと、
相手は理解できません
Speakingでは、
- 雰囲気
- 相づち
- その場の流れ
によって、
「伝わった気」になることがあります。
しかし Writing では、
文章だけがすべてです。
相手が読んで理解できなければ、
それは「伝わっていない」という結果になります。
この厳しさこそが、
Speaker-based language の思考を
強制的に鍛えてくれます。
加えて Writing では、
- どこが分かりにくいのか
- なぜ伝わらなかったのか
- どう直せばよいのか
を、あとから冷静に振り返れます
欧米の方々が書く模範解答と比較して、
どこを改善すればいいのか
自己分析もじっくり行えることもできます
具体的な学習方法は?
【Step①】自分の意見を主張するWritingに取り組む
・自分の立場を明確にする
・なぜそう思うのかを言語化する
【Step②】欧米の方に添削してもらう
・Speaker-based language 視点でのズレを確認する
【Step③】模範例を見て「型」を盗む
・添削+模範例でSpeaker-basedの構造を学ぶ
この型を繰り返し真似ることで、
Speaker-basedとはどういうことか
少しずつ理解し、英語を使うときは無意識に
英語OSでコミュニケーションが図れるようなります
まとめ|英語が使えるようになる人の共通点
ここまでの話を一言でまとめると、
英語が使えるようになるかどうかは、
「どれだけ話せるか」ではなく
「どの前提で話しているか」で決まります
英語でのコミュニケーションがうまくいく人は、
必ずしも流暢ではありません
- 英語が Speaker-based language であると理解している
- 察してもらう前提を持たない
- 会話を前に進める役割を引き取っている
この前提に立てた瞬間、
英語は「いつまでも勉強するもの」から、
今すぐ使える仕事の道具に変わります
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