皆さんこんにちは。Dの意志です。
転職活動を検討するにあたり、こんなことを考えたりしていませんか?

外資系製薬の転職活動ってどれくらいの期間がかかるのかしら?

どんなプロセスで進むのかな?
外資系製薬の転職は、通常の転職活動とは違い、役員面接や海外本社とのやりとりなど、独自のプロセスを踏むことが多いです。
そのため、スケジュールが伸びたり、事前準備が不足してしまうと、チャンスを逃してしまうリスクもあります。

この記事では、転職で年収アップ & キャリアアップしたDの意志の事例をもとに、転職活動開始から内定までのプロセスを分かりやすく紹介します
この記事を読むことで、外資系製薬企業への転職に必要な知識を得て、より計画的な転職活動を進められるようになります。
自分に合った計画をたて、自身が望むキャリアを手に入れて頂ければ幸いです
転職活動にかかる期間と流れ

実際転職ってどのくらいの期間が必要なのかしら?

最低でも2ヶ月は必要かな。
主なステップは以下の通りです
1) リストアップ(2週間〜1ヶ月)
応募したい企業をピックアップし、自分のキャリアとマッチする求人を絞り込む時間です。
業界の転職エージェントに相談するのもアリです。
2) 履歴書の作成・提出(1〜2週間)
応募企業に合わせて履歴書や職務経歴書を調整し、提出します。
ここで手を抜くと、書類選考を通過しにくいので慎重に準備を。
英文のレジュメを書いたことがない方は以下の記事を参考にしてください。
3) 面接の実施(1.5〜4ヶ月)
面接は企業によって2回で終わるところもあれば、5回近くかかることもあります。
海外本社との面談が入る場合もあり、プロセスが長引くことがよくあります。
実際の事例:転職成功までの流れ

実際、どんな感じで進むの?

いくつかDの意志のケースを共有しますね。
スムーズに進んだケースもあれば、4ヶ月以上とかなり時間がかかった例もあります。
A社の場合:書類提出から内定まで2ヶ月
10月中旬:応募書類を提出し、1週間後に人事部長との1次面接を実施。
11月上旬:1次面接通過の連絡を受け、翌週には現役社員とのコーヒーチャットをセット。合否には関係なかったですが、次の面接に向けたヒントをもらいました。
12月上旬:取締役3名との2次面接を受け、翌日にはフォローアップ面談があり、その場で内定が確定しました。
B社の場合:書類提出から内定まで1.5ヶ月
7月中旬:応募から3日後に、現役社員とのコーヒーチャットが設定されました。仕事内容の確認が中心で、リラックスした雰囲気で行われました。
8月上旬:部長クラス2名との1次面接を実施。2〜3日後に通過連絡を受けます。
8月中旬:次は取締役との2次面接。こちらもスムーズに進み、翌日には合格の連絡が来ました。
8月下旬:最後の面接は別の取締役と人事部長。この面接は当日中に結果が出て、無事に内定をもらいました。
C社の場合:書類提出から内定まで4ヶ月
3月末:応募後、1週間以内に人事との1次面接を実施。面接後、数日で次の面接案内が来ました。
4月中旬:今度はエリアマネージャーとの2次面接。こちらも通過連絡はすぐ来たものの、次の面接が1ヶ月後に設定され、少し待ち時間が発生。
5月上旬:カントリー・リージョナルマネージャーとの3次面接。グローバルと関わるポジションなので、細かい質問が多かったそうです。無事通過の連絡を受けますが、次の面接がさらに1ヶ月先に…。
6月上旬:今度は本社側の担当者(グローバルのカウンターパート)との面談。これも通過しましたが、最終面接がまた1ヶ月後に。
7月上旬:最後の取締役との最終面接を実施。当日中に結果が出て、内定を獲得。全体で約4ヶ月かかりました。
転職活動をしてみての気づきや学び

実際に転職活動をして、どんなことに注意が必要そう?

1)転職期間に余裕を持たせること
2)複数企業応募すること
この二つが重要と考えています
1)転職期間に余裕を持たせる
転職活動では、相手側のスケジュールに合わせる必要があるため、こちらの思い通りに進まないこともよくあります。
また、他の候補者との比較もあるため、選考が遅れるケースも珍しくありません。
短い転職期間設定だと、気持ちに焦りが出て、面接時でも「どうしても受かりたい」と空回りすることにもつながります。
「ここで落ちても次の会社に」と気持ちの余裕が持てる期間設定にすると、面接のいい結果にもつながるなと気づきました。
個人的には半年以上の転職期間がオススメです。
2)複数企業の応募
外資系製薬の特徴の一つとして、会社の業績に応じて急遽募集しているポジションをクローズ(停止)することもよくあります。
自身も自分のパフォーマンス以外で急遽選考が中断ということも経験しました。
受けている企業の持ち球が少なくなると、転職活動の焦りにつながってきます。
選考状況に応じて常に2~3社のバックアップの企業を持っていると、余裕を持って毎回の面接に臨むことができると思いました。
まとめ:外資系製薬企業への転職で大切なこと
外資系製薬への転職は、平均して2〜4ヶ月かかると考え、長期戦になる可能性を念頭に置くことが大事です。
自分のペースで進めたいと思っても、企業側の事情で遅れが出ることもあります。
スムーズにいくケースもありますが、特に役員クラスとの面接や海外との連携が入ると、予想以上に時間がかかることがあります。
焦らず、各ステップでしっかり準備をして、希望通りの内定を取って頂ければ幸いです。