転職口コミサイトはあてにならない?信憑性を高める活用法

転職口コミサイトの信憑性を高める活用法を調べる男女の求職者 キャリアを磨く
記事内に広告が含まれています。

転職活動で応募先の企業を調べると、良い口コミと悪い口コミの両方が出てきます。

同じ会社のはずなのに、

「風通しがよく、働きやすい」

という口コミがある一方で、

「トップダウンで、意見を言いにくい」

と書かれていることも珍しくありません。

ここまで意見が違うと、「結局、どちらを信じればよいの?」と迷ってしまいますよね。悪い口コミが気になり、応募や内定承諾をためらう方もいると思います。

しかし、口コミサイトは、どちらの意見が正しいかを決めるためのものではありません。

大切なのは、転職活動時に何を確認すべきかを整理した上で、口コミサイトを企業リサーチの入口として活用することです。

本記事では、転職活動時に押さえておきたい3つの情報と、口コミサイトを使って情報の確度を高める方法を解説します。

この記事を書いた人
Dの意志 プロフィール
Dの意志
✓ 医療機器JTC10年 → 海外MBA → 外資製薬
✓ 社内昇給・転職2回で年収800万円 → 1,600万円
✓
日系企業から外資系企業へのキャリアチェンジを経験
● 海外MBA留学
● 外資製薬への転職
● 転職で年収200万円以上アップ
✓ 外資転職・キャリアアップの実体験を発信中

転職時に押さえるべき情報は3つ

転職先について調べ始めると、給与、働き方、社風、選考内容など、気になる情報が次々と出てきますよね。

とはいえ、すべての情報を手当たり次第に集める必要はありません。

まず押さえておきたいのは、次の3つです。

転職時に押さえるべき「会社・選考・制度」の3つの情報と主な確認項目

①どのような会社か

確認したい情報の一つが、実際の仕事内容や働き方、組織文化です。

入社後の満足度は、配属先の業務や上司、チームの雰囲気に大きく左右されます。

ここで注意したいのは、同じ会社でも部署や職種によって環境は異なるため、「風通しがよい」と「トップダウン」という正反対の口コミが、どちらも実態を表している可能性があります。

②どのような選考か

次に確認したいのが、書類選考から内定までの流れです。

転職活動する以上、オファーをもらうのは重要なマイルストーンの一つです。

面接回数、面接官の役職、過去の質問、適性検査の有無などが分かれば、限られた準備時間を重要なポイントに集中できます。

ただし、選考内容は募集ポジションや採用時期、面接官によって変わります。

過去の選考体験談をそのまま再現しようとするのではなく、「どのような点を確認されやすいのか」をつかむ材料として活用しましょう。

③会社の制度はどうなっているか

最後に確認したいのが、給与、評価、昇進、休暇などの会社制度です。

なぜなら、給与や評価制度は入社後に個人の力で変えにくく、年収や働き方に長く影響するからです。

部署によって運用に多少の違いはあるものの、給与テーブルや評価回数、休暇制度などは会社や雇用区分ごとに共通していることが多い情報です。

そのため、「どのような会社か」「どのような選考か」と比べると、口コミサイト同士で確認しやすい情報といえます。

情報収集は基本的に「2つの情報源」で行う

転職先について調べるときは、1つの情報だけで判断しないことが重要です。

確認したい情報によって、以下のように情報源を使い分けましょう。

転職の情報収集で口コミサイトと現社員など2つの情報源を確認する方法を示した表

①「どのような会社か」 & ②「どのような選考か」は、所属部署や職種、応募したポジションによって答えが変わります。

しかし、口コミサイトだけでは、投稿者がどのような環境で働いていたのか、細かな前提まで確認できないことがあります。

そのため、まずは口コミサイトで情報を広く集め、気になる点や確認したいことを整理し、現社員に実態を聞いてみましょう。

現社員へのコンタクトは、知人から紹介してもらうほか、LinkedInなどで丁寧にメッセージを送る方法もあります。

それらに対し、③会社の制度はどうなっているかは複数の口コミサイトを活用し、同じ情報である事かを確認し、信憑性を高めることができます。

重視する目的別|口コミサイトのおすすめの組み合わせ

可能であれば、口コミサイトに加えて現社員の話も聞いておきたいところです。

しかし、実際の転職活動では、

「転職活動をしていることを周囲に知られたくない」

「応募先に知り合いがいない」

というケースも多く、現社員へのヒアリングが難しいこともあります。

その場合は、以下のように何を重視するかに合わせて、複数の口コミサイトを組み合わせましょう。

転職で重視する目的別にOpenWork・ワンキャリア転職・転職会議のおすすめの組み合わせを示した図

以下は各口コミサイトの比較表です。

OpenWork・ワンキャリア転職・転職会議を、会社情報・選考情報・会社制度の調べやすさで比較した表

入社後のミスマッチを避けたい人

実際の仕事内容や働き方、組織文化を重点的に知りたい場合は、OpenWorkを軸に転職会議を併用するのがおすすめです。

OpenWorkで「その会社で実際に働くとどうなのか」を確認し、転職会議でも同じ傾向が見られるかを照合します。

異なるサイトで共通している情報が見つかれば、入社後の働き方を判断する材料になります。

選考対策に力を入れたい人

意中の企業から内定を獲得したい場合は、ワンキャリア転職を軸に転職会議を併用するのがおすすめです。

ワンキャリア転職で選考フローや質問の傾向を確認し、転職会議の情報で補完します。

私自身も、転職活動では選考体験談が充実しているワンキャリア転職を重宝しました。

中の人の声を聞いて受かる転職を実現するなら「ワンキャリア転職」

ただし、どのサイトにも得意・不得意があります。

1つの口コミサイトですべてを確認しようとせず、軸となるサイトに補完用のサイトを加える「2サイト体制」で活用しましょう。

まとめ|口コミサイトは「答え」ではなくリサーチの入口

口コミサイトの信憑性に迷わないためには、投稿を丸ごと信じるのではなく、「何を確認したいのか」と「どの情報源で確かめるのか」を決めておくことが大切です。

転職前に押さえておきたい情報は、次の3つです。

  • どのような会社か
  • どのような選考か
  • 会社の制度はどうなっているか

会社の実態や選考内容は、口コミサイトで気になる点を整理し、可能であれば現社員にも確認しましょう。

給与や評価、福利厚生などの会社制度は、複数の口コミサイトを使って情報を照合します。

口コミサイトに書かれている内容は、転職先の良し悪しを決める「答え」ではありません。

自分にとって確認すべきポイントを見つけ、応募や内定承諾の判断材料を集めるための入口として活用しましょう。