
年収1,000万円でも余裕がない…

インフレで年収1,500万円は欲しいけど、どうやって到達するのかイメージつかない…

そんな声をよく耳にします
Dの意志としても、これまでの経験から 年収1,500万円というラインが、“生活のゆとり”と“働き方のバランス”を両立できるちょうどいい水準だと感じています。
特に、ヘルスケア業界は この水準を無理なく目指せる数少ないフィールドです。
ここでは、これまで10年以上にわたり医療・製薬業界を見てきたDの意志が、30代で年収1,500万円を現実にするための3つのキャリアパスをご紹介します。
キャリアパス①: MRから本社マネージャー職(おすすめ度:★☆☆)

新卒MRからマネージャーって現実的なの?

成果を積み重ねれば、30代で到達している人もいます。
社内で着実に成果を出し続ければ、MRからでも1,500万円に手が届きます。
MR職は評価制度が明確で、成果がそのままポジションと給与に反映されやすいからです。
■ 具体例:
・MRで5〜7年、トップセールスを継続
・その後3〜5年で課長に昇格
・さらに本社勤務を経て、本社でのマネージャー職へ

ただし、MR職で成果を出し続けるのは「配属製品」や「上司」といったコントロール不能な要素も大きいため、再現性はやや低めです。
キャリアパス②: 高い専門業種からの外資製薬への転職(おすすめ度:★★☆)

専門職からの転職って、そんなに有利?

高い専門性がある人ほど、本社での管理職への近道になります。
財務・データ分析・戦略コンサル出身者は、即戦力として高年収ポジションに採用されやすいです。
外資製薬は、課題解決スキルを持った即戦力を強く求めているためです。
■ 具体例:
・戦略コンサル → 製薬企業の事業戦略部門に転職
・財務職 → ファイナンスマネージャーに就任
・データサイエンティスト → CDMOのデジタル部門へ

ただし、多くが高年収業界からの転職であり、給料は比較的横滑りである点には注意が必要です。
キャリアパス③: 海外MBA(おすすめ度:★★★)

海外MBAって本当に年収アップに効くの?

はい。グローバル企業からの評価が劇的に変わります。
再現性を重視するなら、海外MBAは最も確実なキャリアパスの一つです。
海外MBAホルダーは、経営人材としてのポテンシャルを評価されやすいためです。
以下の外資製薬では将来的な幹部候補として海外のMBA卒の募集を行っております。
ジョンソン・エンド・ジョンソン
日本イーライリリー
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ
■ 具体例:
MBA後、外資製薬のマーケティングやビジネスデベロップメントで年収1,500万円級のポジションに就任

海外MBA入学という高いハードルを超えること、また高い学費(1,500〜2,000万円)やキャリアのブランクのリスクはありますが、それを超える選択肢と市場価値を得られるのが魅力です。
ちなみに、高い投資に対して回収の不安を感じた方はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回の記事ではヘルスケア業界における30代で年収1,500万円以上のキャリアパス3選を記載しました。
どのキャリアパスにも一長一短はありますが、年収1,500万円というゴールは現実的に到達可能なラインです。
Dの意志としては、再現性と市場価値の両面から「海外MBAルート」を最もおすすめします。
ただし、大切なのは「今の自分に合った道を選ぶ」こと。
焦らず、目の前の一歩を大切にして進んでいきましょう。
それが、安心できる未来につながっていきます。